アウターロータ型ブラシレスDCモータは、内側にコイルを組み込んだステータ(固定子)、外側にマグネットを組み込んだロータ(回転子)を配し、このロータが回転する構造です。
ロータが外側にあるためインナーロータ型よりも外径的な構造が大きくなっています。そのため、モータのサイズ制約がある場合は採用しづらい場合があります。
また、慣性モーメントは質量や外径、長さ(厚さ)に比例します。つまりアウターロータ型ブラシレスDCモータの場合、回転軸の慣性モーメントが大きく、動作に必要なエネルギーも大きくなるため、回転の立ち上がりに時間がかかる傾向です。短時間の回転立ち上がりが必要な場合は不利に働くことがあるでしょう。
回転部が外にあるため外部からの接触(やけど、擦過傷)、塵埃・液体による汚損などを防止するなどの保護対策が必要です。
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