【メリット①】省力化・工数削減
外観検査装置のメリット2つ目は、省力化・工数削減です。
人間による目視検査では、複数項目(例えば、位置や角度や寸法など)を検査するには時間がかかりますが、外観検査装置を活用することで、複数項目を同時に検査できます。すなわち大容量を短時間で処理することが出来るので、検査にかける時間が大幅に短縮できます。
装置の導入に際し、製品を装置にセットしたり、スタートボタンを押すなど『検査のための準備をする人』が必要な場合も多いですが、従来の目視検査に比べ、作業精度の向上と共に『人の手を減らす(省力化)』ことにつながります。
【メリット②】ヒューマンエラーの削減
外観検査装置のメリット1つ目は、ヒューマンエラーの削減です。
従来、製品の外観を検査するのは人間の目視でした。しかし人間が検査をするとどうしても不良品の見落としや、習熟度によって品質のバラつきが発生してしまいます。
一方、外観検査装置を導入すると不良品の見落としを防止し、検査精度の安定化を図ることが可能になります。装置導入によるヒューマンエラーの削減を徹底することで、『品質保証』につながります。
【メリット③】細かい不良の判別が可能
外観検査装置のメリット3つ目は、細かい不良の判別が可能になることです。
従来では細かい不良を判別するために、拡大鏡や顕微鏡を用いる必要がありました。
一方、外観検査装置には高画質な画像センサーや高度な画像処理装置が搭載されています。そのため肉眼では見えないほどの細かい不良でも判別ができるのです。
例えば、40㎝四方の製品で6種類の付属パーツが計11点付いた製品の場合、パーツの有無の検査するのに、
・目視確認では、60秒
・外観検査装置では、20秒
で検査が可能です。
もちろん検査範囲の広さや検査項目によりますが、外観検査装置を導入する事で検査時間の短縮はもちろん、細かい不良の判定が可能なのでヒューマンエラーが削減され品質保証に繋がるのです。
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