3Dプリンタが世に生み出されたことで、製造業のものづくりにおける環境に少しずつ変化が出始めました。
3Dプリンタを使うメリットとして、試作品を作る期間の短縮、開発コストの削減などがあげられます。
また、従来の方法では難しかった複雑な製品を作れるようになったことも大きな利点でしょう。
ただ、3Dプリンタを使うということは、当然3Dデータの作成をする必要があるという壁がありますね。
これまで製造業に携わってきた作業員たちにとって、畑違いであるパソコンでのデータ作成は至難の業です。
そこで、製造業における次世代の躍進の一歩として、学校教育で3Dプリンタが導入される動きが出始めています。
特にアメリカやイギリスの動きがさかんで、すべての学校に3Dプリンタを導入することを目標にしたり、教育カリキュラムを変更して子供の頃から3Dデータを扱えるようにしたりと次世代の製造業を後押ししています。
日本ではさすがに小中学校では導入できませんが、大学や専門学校ではすでに3Dデータの勉強が行われており、今の学生たちがものづくりを新しい時代へと発展させていく準備が進みつつある状況です。
ですが、まだ現状では3Dプリンタを中心とした製造業の未来は遠いというのが正直なところでしょう。
今の3Dプリンタのデメリットとして、製造物の耐久性が低いため、現状の技術では試作品を作る以外の使い方に乏しかったり、製造コストの面から大量生産が難しいなどの欠点があります。
また、3Dプリンタ自体の導入コストが高く、その影響からあまり普及も進んでいないという背景もあり、3Dプリンタで作った製品を大量生産できるのはもう少し先の話になりそうです。
それでも3Dプリンタが世に出てからこれまでの躍進は目覚ましいものがあります。
もしかしたら10年後20年後には、3D技術を駆使した新時代のものづくりが中心となっているかもしれません。
これから先、製造業の未来はどう変化していくのか。新しい技術をたずさえた若い世代に多いに期待したいものですね。
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