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樹脂材料
樹脂材料は、最も一般的に使用される3Dプリンタの材料です。熱溶融積層方式では、ABSやPLA、ナイロンなどの熱を加えると柔らかくなる熱可塑性プラスチックが利用可能です。熱可塑性樹脂は、硬いものや柔らかいもの、強度が高いものや低いものなど様々な種類があり、用途に合わせて選択する必要があります。ただし、熱可塑性プラスチックの種類によって成形温度が異なるため、ご利用されている3Dプリンターの最大加熱温度を確認の上、材料を選定する必要があります。特に高い強度を発揮する、PEEL(ポリエーテルエーテルケトン)やPEI(ポリイミド)を使用したい場合、非常に高い温度(約400度)で成形する必要があるため、ご利用いただける製品が限られてきます。
光造形方式ではエポキシ系の光硬化型樹脂が利用可能です。様々な透明度やゴムのような材料など幅広い特性を備えています。ただし造形物は太陽光などの紫外線により劣化する可能性があるため保管状態に注意が必要です。
金属材料
金属材料は、主に産業用途で頻繁に使用される3Dプリンターの材料です。ステンレスなどの標準的な鋼材料や、銅などの非鉄金属、チタンなどの生体適応材料などが利用可能です。粉末焼結方式で造形することが一般的ですが、DDDJapan.comの提供するMarkforged社の製品を使用すれば、熱溶解積層方式で手軽に出力することも可能です。金属材料は、樹脂材料と比べてはるかに優れた耐熱性と強度を実現することが可能なため、高い性能が要求されるパーツの造形におすすめです。また銅などの熱伝導が優れた材料は、ヒートシンクのような放熱部品への活用も可能です。
複合材料
複合材料は、樹脂材料に強化剤と呼ばれる繊維質の材料を混ぜ合わせることで、軽量性と高強度を両立した材料です。複合材料は、熱溶融積層方式と相性の良い材料です。最も代表的な複合材料は、ナイロン樹脂に細かいカーボン繊維を複合した材料です。カーボン繊維とナイロン樹脂の複合材料フィラメントは、多くの製品が販売されており、一般的な熱溶融積層方式の3Dプリンターで利用可能です。軽量化で強度が必要なパーツの造形におすすめです。
さらに高い強度を有する複合材料として、連続繊維複合材料があげられます。カーボン繊維、アラミド繊維、あるいはガラス繊維などの連続繊維がナイロン樹脂などに複合された材料です。極めて高い強度を軽量のまま達成することが可能です。ただし、連続繊維複合材料を造形できる3Dプリンターの種類は非常に限られています。航空機、宇宙、自動車などの産業用途で軽量かつ高強度のパーツ造形におすすめです。
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